東洋医学と妊娠しやすい体作り
以前と比べ、不妊治療を受けている人が増え、不妊治療は市民権を得たような気がします。
私が不妊治療を受け始めた26年前は、今ほど不妊治療、不妊症という言葉が表には出されませんでした。
ましてや妊活という言葉は、全く耳にしませんでした。
今では、芸能人の方も妊活宣言されていますが、以前は不妊治療を受けているということすら憚られる雰囲気が、世間にはありました。
不妊治療(妊活)というと、多くの方が、体外受精などの西洋医学の最先端医療を想像されます。
しかし、西洋医学の不妊治療は、必ずしも成功しているとは言えません。
例えば、2011年は、105万698人のかわいい赤ちゃんが誕生しましたが、その内体外受精で誕生した赤ちゃんは、約3万人です。
一方で、2011年に体外受精を受けた方は21万〜22万人ということなので、18万人〜19万人の方が体外受精に失敗しているのです。
数百万円の治療費を費やして、実際に子宝を授かった人は非常に少ないのです。
決して、西洋医学の不妊治療を否定しているわけではありません。
西洋医学の不妊治療でも、多くの方が子宝を授かっておられるのは事実です。
でも、私の体験として、当時としての西洋医学の最先端の不妊治療を何年も続けました。
ベンツが余裕で買えるくらいの治療費を使いましたが、子宝は授からず、身体だけが傷ついて、年齢を重ねていきました。
そんな時、漢方薬に出会い、東洋医学的な見地からの不妊治療を行い、1年半後に自然妊娠で子宝を授かったのです。
私は、漢方薬が中心でしたが、漢方薬の先生に言われるように、食事も非常に気をつかいました。
母体にも、胎児にも、悪影響を与えないため、調味料をはじめ、食品添加物が入っているものは極力避けました。
身体を冷やさないために、スパイス、甘いもの、生野菜やお刺身などの生もの、ビールやアイスクリームなどの冷たいものは口にしませんでした。
ニンニクや唐辛子などの刺激物もやめ、常に体を温めるように心がけました。
漢方薬の先生が、四診(望診、聞診、問診、切診)によって、私に合った漢方薬を調合してくださいました。
東洋医学の不妊治療は、身体を根本的に正常にしていくことで、結果として妊娠しやすい身体を作っていくことになります。
子宮内膜症や生理痛(月経痛)、生理不順(月経不順)なども同時に改善され、子宮内の環境も整えられ、流産もしにくくなります。
何度か西洋医学の最先端医療の不妊治療を受けても、子宝が授からなかったら、東洋医学や漢方薬を試してみるのも方法です。
私は、漢方薬以外にも食品添加物と冷え対策として、タンポポ茶ショウキT-1を飲んで、体を温め、血流を促進し、老廃物や毒素を体外に排泄しました。
お蔭で、冷え症で冷たかった手足が、ポカポカするようになりました。
もっと詳しく⇒ たんぽぽ茶ショウエキT-1プラス
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